日本の映画業界に一石を投じたニュースが飛び込んできました。映画「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」が、公開からわずか31日間で国内興行収入100億円を突破したのです。この速さは、日本で公開される洋画アニメの中で最速となり、配給を担当する東宝東和から正式に発表されました。
さらに、国内の大ヒットだけでなく、海外でも人気は絶大です。公開は4月5日から始まり、5月23日時点の世界興行収入は驚きの12億7000万ドル（約1780億円）にものぼるというから驚きです。
この「スーパーマリオ」アニメ映画は、有名ゲーム会社任天堂と、大ヒット「ミニオンズ」シリーズなどを制作したアメリカのアニメーションスタジオ、イルミネーションがタッグを組んで共同制作した作品となります。
映画公開から5週目となる5月26日から28日の週末には、6億3000万円の興行収入があり、国内興行収入の総計は100億5000万円にまで達しました。観客動員数も705万人を超え、その人気ぶりは明らかです。一方、2022年に公開された「トップガン マーヴェリック」は100億円突破に65日間を要したという事実を考えれば、スーパーマリオのヒットの速さがどれほど驚異的なのかがわかるでしょう。
